病棟のご紹介
四季を感じる海沿いの環境
有明海の穏やかな海に面する不知火病院。当院には開放病棟と閉鎖病棟とあり、それぞれの機能ごとに4つの病棟で構成されています。患者さまの病状により医師が判断し、ご本人やご家族と相談し、入院する病棟を決めていきます。
[開放病棟]うつ病治療専門「海の病棟」
うつ病やストレスに起因するさまざまな症状のある方を対象とする病棟で、入院期間は3ヵ月以内となっております。光や風など自然の癒しを感じることのできる環境の中でゆっくりと疲れを癒し、本来の自分の調子を取り戻します。
集団の中で自分自身を見つめる体験や多職種の専門スタッフによる様々な治療プログラムにより症状の回復や復職をサポートしていきます。
[開放病棟]1病棟 精神科急性期対応病棟
急性期の症状が治まり社会復帰の準備をされる方や休養による症状の回復が必要な方などを対象とする病棟です。入院期間は3か月を目安とし、ゆっくりとした環境の中で生活のリズムを整えながら個々の目標に向けてスタッフが一緒に考えていきます。
また、退院後の生活について精神保健福祉士が積極的にサポートしていきます。
[閉鎖病棟]1病棟 精神科急性期対応病棟
不安が大きく自己コントロールが困難な場合や自分自身を傷つける恐れがある場合など急性期の対応が必要な方や刺激の少ない環境での休養が必要な方を対象とする病棟です。安心できる環境の中でゆっくりと自分のペースを取り戻し、作業療法への参加などにより早期の社会復帰を目指します。
からだで、こころを
回復させる「作業療法」作業療法は日々の生活で行われる様々な活動を通し、こころの回復促進や機能維持、そして向上に働きかけるリハビリテーションプログラムです。
ストレスやこころの病は、生活リズムの乱れや思考能力の低下を引き起こす事があるので、回復段階に応じて頭や体を少しずつ動かしていきます。また、集団の中で起こる様々な出来事が、自分らしさを取り戻すヒントになると言われています。
作業療法活動のご紹介
院外活動
スポーツ・体操
調理活動
レクリエーション
音楽療法
季節行事
創作
[閉鎖病棟]3病棟 慢性期精神療養病棟
慢性期の方で日常生活への支援を必要とする方を対象とする病棟です。落ち着いた環境の中でレクリェーションや季節の行事など患者さまの生活の質を高める為のプログラムの充実に努めております。