個人情報保護への考え方

不知火病院（以下、当院）では、個人情報保護法及びその他の関連法令並びに各ガイドラインを遵守し、当院が医療行為上使用する患者さまの個人情報について、以下のようにその保護に厳重な注意を払ってまいります。

1. 個人情報の適用範囲

当院がお預かりした個人情報は、当院の個人情報保護方針に従って管理いたします。なお、個人情報とは、以下のような内容を指します。

• 郵便番号、住所、会社名、氏名、電話番号、メールアドレスなど

2. 個人情報の利用目的

当院は、お預かりした個人情報を、次の目的の為に利用させていただきます。

医療提供

• 当院での医療サービスの提供
• 他の病院、診療所、助産所、薬局、訪問看護ステーション、介護サービス事業者等との連携
• 他の医療機関等からの照会への回答
• 患者さんの診療のため、外部の医療等の意見・助言を求める場合
• 検体検査事務の委託、その他の事務委託
• ご家族等への病状説明
• 医療・介護サービスや業務の維持・改善のための基礎資料
• 当院内において行われる医療実習への協力
• 医療の質の向上を目的とした当院内での症例研究
  診療情報・試料等を医学研究・教育に利用することについては「診療情報の研究利用について」ページをご参照ください。
  診療情報の研究利用について
• その他、患者さんへの医療提供に関する利用

診療費請求のための事務

• 当院での医療・介護・労災保険、公費負担医療に関する事務およびその他委託
• 審査支払機関へのレセプトの提出
• 審査支払機関又は保護者からの照会への回答
• 公費負担医療に関する行政機関等へのレセプトの提出、照会への回答
• 医師賠償責任保険などに係る、医療に関する専門の団体、保険会社等への相談又は届出等
• その他、医療・介護・労災保険、および公費負担医療に関する診察費請求のための利用

当院の管理運営業務

• 会計・経理
• 医療事故等の報告
• 当該患者さんの医療サービスの向上
• 入院等の病棟管理
• 企業等から委託を受けて行う健康診断等における、企業等へのその結果の通知
• 外部監査機関への情報提供
• その他、当院の管理運営業務に関する利用

3. 個人情報の取得方法

直接的に入手する場合

当院は、個人情報の入手を適法かつ公正な手段によって行い、ご本人の意思に反する不正な方法により入手することはいたしません。そのために、個人情報の取得、利用目的については、ご本人の同意をいただくか、当院ホームページ上に必要事項を告知いたします。

間接的に入手する場合

ご本人以外から個人情報を取得する場合は、提供元および委託元が個人情報を適切に取り扱っていることを確認することに努力します。提供元および委託元が明らかに法令等に違反している場合は、個人情報の提供・委託は受けません。当院ホームページ上に個人情報の利用目的等の必要事項を告知いたします。

クッキーの利用

当院ホームページ上での個人情報取得に際しては、ご本人自身の認識が難しいクッキーの利用により取得する場合があります。個人情報の提供は、ご本人の意思によりますが、もし提供いただけない場合には、利用目的に対して支障が発生することがあります。

4. 個人情報の安全対策

当院の各サービスでは、個人情報を正確かつ最新のものとするよう適切な処置を講じます。また、不当なアクセスなどを防止するための措置万全の体制及び個人情報の漏えい、滅失またはき損の防止その他の個人情報の安全管理のために必要かつ適切な措置を整え、個人情報の管理体制に関して継続的に改善に努めてまいります。

5. 個人情報の第三者提供

当院は、患者さまから取得した個人情報を適切に管理し、あらかじめ患者さまの同意を得ることなく第三者に提供することはありません。ただし、次の場合は除きます。

• 法令に基づく場合
• 人の生命、身体又は財産の保護のために必要がある場合であって、本人の同意を得ることが困難であるとき
• 公衆衛生の向上又は児童の健全な育成の推進のために特に必要がある場合であって、本人の同意を得ることが困難であるとき
• 国の機関若しくは地方公共団体又はその委託を受けた者が法令の定める事務を遂行することに対して協力する必要がある場合であって、本人の同意を得ることにより当該事務の遂行に支障を及ぼすおそれがあるとき

6. 個人情報の委託

当院は、医療・介護・労災保険、公費負担医療に関する事務を外部に委託することがあります。その際、必要最小限の情報（住所、氏名、電話番号など）を委託先に提供しています。委託先の選定に当たっては、個人情報の保護水準を満たしている者を選定するとともに、委託先とは「業務委託契約書」を締結し、個人情報の適切な処理・管理を行います。

7. 個人情報の共同利用

当院では、個人情報の共同利用は行っておりません。

8. 開示対象個人情報の開示

当院では、ご本人から当該本人が識別される開示対象個人情報の開示（当該本人が識別される開示対象個人情報が存在しない場合にはその旨を知らせることを含む）を求められた時には法令の規定によって特別の手続きが定められている場合、および下記の場合を除き、ご本人に対して遅滞なく開示対象個人情報を開示いたします。

• 本人、または第三者の生命、身体、財産その他の権利利益を害する恐れがある場合
• 当院医療行為の適正な実施に著しい支障を及ぼす恐れがある場合
• 法令に違反することとなる場合

9. 開示対象個人情報の開示、利用目的の通知、訂正、利用停止、削除の手続き

当院は、ご本人またはその代理人より個人情報の開示、利用目的の通知、訂正、利用停止、削除のご依頼があった場合、ご本人様もしくは代理人様であることを確認させていただいた上で、お手続きをさせていただきます。ご依頼は、以下のお問い合わせ窓口までお申し出ください。

当院所定の「個人情報取扱請求書」をお送りいたしますので、同請求書に必要事項をご記入の上、下記を同封し、ご返送ください。

なお、着払いの場合は、受付いたしかねますので、ご了承ください。

• 「個人情報取扱請求書」

• A: ご本人様請求の場合は、本人確認ができる下記のいずれかの書類（コピー可）
  1通のみで有効なもの (写真・現住所・生年月日が記載、有効期限内のもの)

  • a. 運転免許証
  • b. パスポート
  • c. 住民基本台帳カード
  • d. 住民票
  ※現住所が異なる場合には、下記Bも必要とする

  B: 住所確認及び本人確認として必要なもの

  • a. 電話（携帯電話も可）
  • b. ガス
  • c. 電気
  • d. 水道
  • e. NHK
  の上記のいずれかの請求書・領収証（6ヶ月以内に発行されたもの）
• 代理人様請求の場合は、代理人ご本人の上記本人確認書類のほか、下記のいずれかのコピーが必要となります。
  • a. 戸籍謄本または抄本（対象者との関係が分かるもの）
  • b. 成年後見登記事項証明書
  • c. 委任状（対象者の記名押印があるもの）
• 基本料金　3,000円(写し代別途)
• 写し(コピー)代　10円／枚

※ 請求項目のうち、「個人情報の開示」、「利用目的の通知」の場合のみ、手数料を承ります。
「個人情報の訂正」、「利用停止」、「削除」をご依頼の場合、手数料は不要です。

10. 苦情及び相談について

当院では、個人情報に関する苦情及び相談について対応いたします。上記9.の窓口までお申し出ください。

11. 個人情報保護法に関する利用原則及び禁止事項

個人情報の利用制限

当院における個人情報の利用は、医療行為の目的の範囲内で、権限を与えられた者のみが、行うものとします。

個人情報に関する禁止事項

• 個人情報は、2.で示した利用目的以外での利用は行いません。個人情報の所定の利用場所からの持ち出し、外部への送信など、個人情報の漏洩行為について万全の措置をとります。
• 当院従業員に対し、就業中ならびに退職後において、個人情報に関する守秘義務を履行させます。
• 以下の各事項に関する機微な個人情報の取得、利用、提供は行いません。
  • 思想、信条、または宗教に関する事項
  • 人種、民族、門地、本籍地(所在都道府県に関する情報を除く)、身体・精神障害・犯罪歴その他社会的差別の原因となる事
  • 勤労者の団体権、団体交渉その他団体行動の行為に関する事項集団的示威行為への参加、請願権の行使その他の政治的権利の
  • 集団的示威行為への参加、請願権の行使その他の政治的権利の行使に関する事項
  • 保健医療又は性生活に関する事項
• 機微な情報の提供をいただく必要がある場合は、予めご本人の同意を得ることとします。

12. 保有個人データに関する事項

個人情報の保護に関する法律に基づき、当院の保有個人データに関する事項として、以下の事項を公表いたします。

• 個人情報取扱事業者の名称：医療法人社団　新光会 不知火病院
• 個人情報保護管理者：事務部長 大山　功一　[連絡先：0944-55-2000]
• 保有個人データの利用目的：上記2.のとおり
• 保有個人データに関する開示等の求めに応じる手続き：上記9.のとおり
• 保有個人データの取り扱いに関する苦情の申出先：上記9.のとおり

13. その他

当院は、今後も個人情報保護に万全を期すべく、以上の方針を今後実務の動向を踏まえ適宜改訂してまいります。その場合は、更新情報をこのページにてお知らせしますことをご了承ください。

• 2019年8月30日 制定
• 不知火病院 理事長 医学博士　徳永 雄一郎